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潜水工事の豆知識~ヘルメット式潜水器の特徴~

こんにちは!
九州一円を始めとして、全国で活動しております株式会社五大です。
熊本県天草市に拠点を構え、潜水工事を行っている会社です。
潜水工事にはさまざまな潜水器が使われます。
この記事では、そのなかでもヘルメット式潜水器の長所と短所についてご紹介したいと思います。

ヘルメット式潜水器の長所

海の中心に光
ヘルメット式潜水器とは、潜水士の頭部を覆うヘルメットと、潜水服、空気を送るホースなどからなる潜水器のことです。
コンプレッサーからホースを通って送られた空気はヘルメットに供給され、潜水服の中にも届きます。
潜水士は、その空気を使って呼吸しながら、作業します。
この潜水器の長所は、潜水服にたまった空気の浮力を生かして、重量物の取り扱いも可能であることです。
また、もしも何らかの影響で送気が止まってしまった場合でも、潜水服内に残っている空気があるため、救助を待つ余裕があるということです。
更に、寒冷水域での潜水にも対応できるので、活躍の場が制限されにくいというメリットもあります。

ヘルメット式潜水器の短所

ヘルメット潜水による作業は、コンプレッサーなどがある潜水士船を作業基地として活動するので、潜水士、連絡員、送気員の3人チームで行うのが基本です。
ヘルメット潜水の装備は、重量が60kgにも達するため、着脱の際にも、連絡員や送気員の手助けがいります。
人の手を借りないと着脱が難しいという点は、短所といえるでしょう。
また、重量が重く、動きにくいため、水中での移動や作業に負担がかかることも、デメリットといえます。
更に、コンプレッサーから供給された空気で呼吸をしながら、常に作業に適した浮力を維持する必要があるため、その調節に慣れる必要があります。
潜水技術をきちんと習得するには、時間がかかるのです。

潜水士として活躍しませんか?

若葉と虹
以上、潜水工事で使用するヘルメット式潜水器の特徴についてご紹介しました。
株式会社五大では、潜水士として活躍してくださるスタッフを求人中です。
私たちは、潜水工事のほかにも、港湾工事などを行っておりまして、船員として一緒に働いてくださる方も募集しております。
経験の有無は問いません。
潜水士・船員として活躍したい方は、ぜひ採用情報ページからご応募ください。
私たちと共にあらゆる現場で、一緒に活躍しましょう!

全国の潜水工事に対応しております!

株式会社五大では、鹿児島県や長崎県など九州一円だけでなく、全国で潜水工事を行っております。
また、環境に配慮した施工方法や安全管理にも力を入れて活動中です。
潜水工事の他にも、港湾工事、海上クレーン工事、浚渫工事などの土木工事に対応可能です。
各種工事のご依頼やご相談は、ぜひお問い合わせフォームからご連絡ください。
皆様からのご連絡をお待ちしております。
最後までご覧いただきありがとうございました。