海底トンネル工事の必要性とは?
こんにちは!港湾工事や浚渫工事などを承っております、株式会社五大です。
熊本県上天草市に拠点を構え、長崎県・鹿児島県など九州一円を中心に、日本全国からのご依頼に対応しています。
海底トンネルとはその名の通り、海底をくぐる形で作られたトンネルです。
今回は海底トンネルが完成するまでにどのような工事が行われるのかを解説していきます。
海底トンネルの必要性
代表的な海底トンネルとして、1997年に開通した東京湾アクアラインなどがあります。
海底トンネルは海を挟んで向かい合っている陸地同士を結ぶためのものです。
このアクアラインの完成で神奈川県京浜地区と千葉県房総地区間の移動時間は大幅に短縮されました。
しかし、なぜ橋ではなく海底に作ったのでしょうか。
それは橋には以下のようなデメリットがあるからです。
1つ目は、航行の邪魔になってしまうということが挙げられます。
2つ目は、船がぶつからないように高い位置に設置する必要があるためです。
3つ目は、橋は空港近くに設置する事ができないためです。
このような理由から、アクアラインという地下トンネルの開発が行われました。
アクアラインの誕生で対岸地域との文化交流が身近なものになるとともに、首都圏の物流が一層活発になり、手軽に買い物や飲食、行楽娯楽が楽しめるようになったのです。
このような例からも分かるように、海底トンネルは経済活動を円滑に進めるために必要なものといえるでしょう。
通常工法・沈埋工法
海底トンネルは2種類の工事方法がある事をご存知でしょうか。
陸地に作るトンネルと同じように海底の下を掘削していく工法の通常工法と、トンネルの部品を海中に沈め海の中で組み立てていく沈埋工法があります。
沈埋工法は、トンネルエレメントと呼ばれる円筒の建造物を陸上で組み立ててから海底に沈めます。
これを繰り返し海中でトンネルエレメントを繋げ、内部の海水を抜いて完成です。
通常工法は、陸地にトンネルを作る時と同じように地面を掘削して作ります。
海底のさらに下の地盤にトンネルを掘っていきます。
こちらは入り口から出口まで海を通る事がないため、海中で作業する必要がありません。
東京湾アクアラインでも通常工法が用いられました。
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