こんにちは！熊本県上天草市を拠点に港湾工事や浚渫工事などを手掛ける株式会社五大です。
弊社は長崎県・鹿児島県など九州一円を中心に、日本全国からのご依頼に対応しています。
自然災害などから私たちの暮らしを守る防波堤は、さまざまな段階を経てつくられていることをご存じでしょうか。
今回は、防波堤の必要性とどのようにしてつくられているのかを詳しくご紹介します。

防波堤の役割

防波堤は、船から貨物を積み下ろしする役割と、津波や台風などの大きい波が港に入らないようにするための役割があります。
防波堤があることによって波が静かになり、漁船や客船が港の中で安全に仕事ができるのです。
このように、防波堤は人々の暮らしを守り豊かな生活を支えています。

防波堤設置作業

まず基礎になる石を船に積んで防波堤設置場所まで運び、所定の場所に着いたら船の底を開いて海底に沈めていきます。
この作業を決められた高さになるまで繰り返していきます。
石を投入した後に形を整える作業は潜水士という作業員の手によって行われますが、人の手によって細かなズレなどを修正することが高品質な施工のために重要です。
続いて、ケーソンという鉄筋コンクリートでできた箱を設置し、ケーソンが動かないように内部に石を詰めていき、一定量まで積まれたら平らに整える中詰めという作業を行います。
最後にコンクリートミキサー船を使用し、ケーソンのマスにコンクリートの蓋をし、さらに波を止める防波堤の高さを出すために上部工の施工を行います。
上部工を施工することで、ケーソンの上に鉄筋を組み高さを出し、結果的に10メートルの波にも耐える事ができるようになるのです。

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経験豊富なスタッフが皆様のご依頼に誠心誠意を尽くして取り組みますので、お気軽にご相談ください。
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