こんにちは！ 熊本県上天草市に拠点を構える株式会社五大です。
九州一円を中心に日本全国にて港湾工事や浚渫工事などを手掛けております。
皆様は、堤防と護岸の違いについてご存じでしょうか？
必要な工事が堤防工事か護岸工事か分からないとお悩みの方もいらっしゃると存じます。
今回は、堤防と護岸の違いについて解説いたします！

堤防

まず堤防について解説いたします。
堤防とは、土を高く盛って海や川がある側と反対方向の環境を守るための施設です。
堤防をつくるために盛った土はむき出しのままでなくコンクリートを打設する場合もあります。
「堤」という漢字の意味が土手で、「防」はそのまま防ぐという意味であることから、土手のように土を盛って防ぐと整理すると分かりやすいかもしれません。

護岸

次に護岸ですが、こちらは流水による浸食で海岸線などが消えてしまわないようにするための施設です。
基本的に海沿いに設置されます。
堤防との大きな違いは、地面の高さに手を加えないことでしょう。
また、堤防が背後にある住宅街など生活環境を守るためのもので、護岸は海岸線を守るためのものという、目的の違いもございます。
見た目はよく似たものですが、このように全く異なる施設であることが分かります。

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